〈リネージュW〉が「魔族の神殿」、陣営戦コンテンツ「憎悪の境界」に次いで「The Chaos」最後のアップデート、新規アリーナ ダンジョン「シーレンの聖所」を公開しました。このダンジョンでは鍵を獲得し、最終資格を得た20人にのみ女神シーレンへの挑戦権が与えられます。
プレイヤーはシーレンが出現する場所へ至るまでにさまざまな空間を通らなければなりません。各空間に関する物語とともに聖所のビジュアルもご鑑賞ください。
2024.10.11 Press Release
〈リネージュW〉が「魔族の神殿」、陣営戦コンテンツ「憎悪の境界」に次いで「The Chaos」最後のアップデート、新規アリーナ ダンジョン「シーレンの聖所」を公開しました。このダンジョンでは鍵を獲得し、最終資格を得た20人にのみ女神シーレンへの挑戦権が与えられます。
プレイヤーはシーレンが出現する場所へ至るまでにさまざまな空間を通らなければなりません。各空間に関する物語とともに聖所のビジュアルもご鑑賞ください。
グルーディオで巫女たちが殺害されるという物騒な事件を皮切りに、グランカインの神殿やハイネなどで安息教強硬派の動きが捕らえられ、オーレンにいたエーレアも姿を隠した。エーレアを探すためプレイヤーはラケシスとともに地下空間へと向かい、そこでエーレアの夢を覗き見ることになった。その夢は死の女神シーレンが降臨する日を知らせるものであった。以前よりシーレンは世界を破滅させる準備をしており、最近起こった竜たちとの戦闘がその時期を早めた。シーレンの出現、それすなわち世界の破滅を意味するため、シーレンの計画を阻止しなければならない。
やがて亀裂を通じて出てきたプレイヤーは、さまざまな戦闘を経てエーレアと会うことができた。エーレアはシーレンの痕跡をたどりあちこちを彷徨っていた。オーレンの村人たちが魔物になったという話を知るとエーレアは絶望したが、村人たちを以前の姿に戻すため、死の女神の力を借りることを決心する。エーレアの頼みでシーレンを探すため、プレイヤーはラケシス、エーレアとともにシーレンの聖所へと向かった。
シーレンの聖所は、元々魔族の神殿の上層にあったのだが、入口が別の空間にあり、近づくことができなかった。しかし調べてみると聖所の入口は話せる島とグルーディオ ダンジョンを繋ぐ古い地下水路にあることが分かった。エーレアは、狂信者たちが女神を召喚するためにこの道を通って話せる島とグルーディオを行き来しており、以前は魔法で隠されていたが、女神を召喚するためにシーレンの聖所に繋がる道が現れたのだと言った。
すでに聖所ロビーにはシーレンの痕跡を追った狂信者たちのキャンプが構築されていた。しかし、女神に辿り着くには場所を見つけ、彼らを止めるには儀式が必要であった。
ラケシス
「儀式」という言葉を聞くやいなや、ラケシスの目は好奇心に溢れた様子だ。待ち望んだ研究の結果が見え始めたからだ。ラケシスはエルフとして長い年月を生き、人生の半分以上を神学研究に費やした。アインハザードとグランカイン、死の女神シーレンに至るまで、彼らの神話はラケシスを生き生きとさせた。
エクシードの紹介で魔術師研究所所属の研究員となったラケシスは、象牙の塔とシーレンに関する研究を始めた。研究員の身分で情報を得られなければ、研究所の目を盗んで傭兵として活動をするほどに日々、安息教とシーレンに関する研究につぎ込んだ。その結果、謹慎処分となってしまったがラケシスは謹慎期間も惜しまなかった。そして、ついに自身の目の前に死の女神シーレンに関する手がかりが現れたのだ。
儀式によって開いた聖所の門を過ぎると、複雑に絡み合った迷宮にたどり着いた。一見普通の地下水路のようだが、深く進めば進むほど、先の読めない場所であった。シーレンの憎悪心に汚染されたモンスターたちが出没し、簡単には通ることができなかった。
シーレンの聖所 - 迷宮
エーレアの後についていき、しばらくすると生贄として捧げられた狂信者たちがいた。無我夢中で彼らを倒していると、再びエーレアがいなくなっていた。そして、遠くから謎の歌声が聞こえてきた。そこには眠っているエーレアと一人の少女がいた。
イオ
顔に大きな傷痕を持つその少女は自らをイオと名乗った。イオはシーレンの器になるために育てられた子であった。しかし、女神の力を受け止めるだけの力がなかったため、顔と身体のあちこちが歪んでしまった。見た目は大人のように見えるが、狂信者に育てられたせいか、口調は幼い子供のようである。イオは「守ってあげる」と言いながら、エーレアを強く抱きしめた。
眠っていたエーレアが目覚めた。夢の中で見たものについて話しながら、エーレアはイオに一緒にシーレンの降臨を阻止しようとお願いをした。器になるはずだったイオはシーレンに向かう道を知っており、気は進まなかったが、案内役を引き受けることにした。
静寂の水面はシーレンの内面世界で、夜空のように果てしない空間が広がっていた。川の真ん中には多角形の構造物とシーレンの聖所の入口に見える構造物があった。水は絶え間なく流れ落ちるが、水面は静寂さを保ったまま、巨大な影のようなものが泳いでいた。
シーレンの聖所 - 静寂の水面
表面に水をたっぷりと含んだ構造物には、モンスターがうごめいていた。シーレンの内面世界というだけあり、生きた存在ではなく、影の形状をした魔物たちがいた。構造物間は階段で繋がっており、中央にはシーレンの聖所に入ることのできる巨大な門があった。
門を通過すると、奇怪で巨大な手の形をした構造物があるシーレンの聖所が現れた。
ここは正真正銘シーレンと繋がっている場所であった。幼い女の子がエーレアに「一つになろう」と言うと、完全な降臨に失敗した「歪んだシーレン」が姿を現した。それでも神の力は想像を超えるものであり、資格を持つ者だけが女神を倒すことができるのであった。
歪んだシーレン原画
「血と絶叫が流れる沼。ここを知っている。
悲鳴と絶叫で祈り、腐った血と肉を捧げた場所。
私たちの望みはたった一つ。神。
祈りで我を呼び、血と肉で救済を望むのなら。
その願い、叶えよう。お前たちの女神。我が、来てやったぞ。」
※ シーレンの聖所にまつわる詳しい話は 〈リネージュW〉に接続し、グルーディオにいるローレンから受け取れるクエストを通じて確認してみてください。